認知症トピックス : 認知症に気付く
独居生活の場合、認知症が発症していても、
認知症だと気づかれないまま症状が進行していることがあります。
認知症かもと周りの人が思っていても、誰かが関わっていると思い何もせず、
そこから先に話が進まずに症状が進行してしまうこともあります。
周辺症状が出現し、何らかのトラブルが起きてしまったために、
初めて関係機関に相談が入り、医療機関を受診するというケースは多いです。
家族と同居をしている場合や、家族が近くに住んでいる場合、
生活に違和感がある、今までと違う言動がみられた、様子が変といった、
普段の生活上の気づきから認知症を疑われ、専門機関に相談となることが多いです。
独居の方や、高齢者の方のみの生活の場合は、
そうした日常での気づきの場面が少なく、認知症に気づくのが遅れがちです。
ご近所の方で、いつもと様子が違うかもと思うようなことがあれば、
気にかけて声を掛けてみましょう。
話しているうちに違和感がありましたら、
ご家族様に連絡を取り様子を伝えてあげて下さい。
ご家族がいない場合や、家族が不明・独居の場合は、
近隣の民生委員の方や地域包括支援センターに相談してみましょう。