今から気を付けたい認知症と熱中症予防
毎年梅雨明け以降、熱中症で救急搬送される人が激増します。
また、救急搬送された人のうち約半数は高齢者です。
中でも、認知症の患者様は熱中症予防に注意が必要です。
高齢になると、若年者より体の中の水分量が少なくなったり
暑さやのどの渇きを感じにくくなります。
また、認知症の患者様は認知機能の低下などが原因で
自ら熱中症対策を実行できないことがあります。
健康に夏を乗り切るためにも、今日から熱中症対策をはじめてみませんか。
【今日からできる認知症の人の熱中症対策】
➀熱中症対策を本人任せにせず、周りの人が気に掛けるようにすること
(エアコンはつけていますか?訪問介護などのサービスを活用した見守りも方法の一つです。)
➁熱中症になりにくい環境づくり
(認知症の症状で季節が分からなくなることがあります。冬物の服は手の届かないところへ。)
③熱中症の予兆を見逃さない
(体調の変化を訴えることが難しくなることがあります。様子が変だと思ったらためらわずに対応しましょう)