認知症トピックス : 若年性認知症支援コーディネーター
2021.9.27① 「若年性認知症支援コーディネーター」
埼玉県に若年性認知症支援コーディネーターが配置され4年近く経ちました。
若年性認知症についての相談件数は増加しているそうです。
若年性認知症とは、
18歳以上65歳未満で発症する認知症です。
診断を受けた方は10万人あたり50.9人、
全国では約3万5千人とされており、
平均年齢は約51歳だそうです。
まだ仕事をしている年齢での発症であるため、
就労や経済的な問題、子育て、ご本人の介護など、
生活に影響が出やすいことが問題の1つです。
場合によっては親の介護と重なることなど、
ご家族や介護者の方への負担が大きくなってしまうことも懸念されています。
そのため若年性認知症の方や、その家族への支援は非常に重要です。
若年性認知症支援コーディネーターは、
若年性認知症の方のニーズに合った関係機関やサービス担当者との調整役であり、
本人や家族の支援を行っています。
本人への支援や家族支援に加え、
職場や地域の当事者団体、福祉サービスなどとも連携し、
就労の継続や居場所づくりなど、
自分らしい生活を継続できるように支援を行う総合的支援の窓口となります。
埼玉県のホームページでは若年性認知症支援の詳細な情報が閲覧できます。
ご参照ください。