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認知症疾患医療センター指定12周年記念追加講演会開催

去る1月29日に、

「認知症疾患医療センター指定12周年記念追加講演会」を開催しました。

 

『認知症の最新の知見 診療の考え方』というテーマで、

社会福祉法人浴風会浴風会病院 認知症疾患医療センター センター長の古田伸夫先生にお話していただきました。

会場の川口駅前市民ホールフレンディアに、

医師会や行政の関係者をはじめ埼玉県南部地域の認知症診療・介護に携われている約120名がご参加されました。

 

最新の知見として、アルツハイマー型認知症の新薬レカネマブについてとてもわかりやすく解説していただきました。

また認知症への対応について、行動・心理症状(BPSD)がなぜ起こっているか、背景や原因を多角的に捉えた上でアセスメントし、パターン化された介入ではなく個別性のある非薬物アプローチが重要であると紹介していただきました。

BPSDの予防・改善は、ご本人だけでなくご家族の介護負担の軽減にもなるため支援を行う上で重要と思われました。