お知らせ・トピックス

お知らせ : 平成30年度認知症地域医療・介護ネットワーク研修会を開催しました

戸田病院認知症疾患医療センターでは蕨戸田市医師会の後援を受け、第一三共株式会社との共催にて平成31年3月7日(木)に平成30年度認知症地域医療・介護ネットワーク研修会を戸田市文化会館304会議室にて開催しました。
認知症疾患医療センターの活動報告では、事業内容について①専門医療相談(電話・面談)、②鑑別診断とそれに基づく初期対応、③認知症BPSDへの対応、④認知症医療に関わる情報発信についてお話しいたしました。
そして、今回は社会福祉法人浴風会 浴風会病院 認知症疾患医療センター センター長の古田伸夫先生を講師にお迎えし、「認知症治療と地域連携の工夫」について特別講演を行いました。
認知症を支える基本は医療 (診断・治療・体調管理・入院対応)と介護・福祉 (日常介護・社会的交流の維持・本人の尊厳を保つなど)がそれぞれ機能し有機的にリンクすることにより支えることが可能となること、抗認知症薬治療が認知機能維持・生活機能維持につながり、それは本人・家族の生活・幸せを守ることにつながること。地域連携については、杉並区の認知症初期集中支援チームの現状など貴重なお話を聞くことが出来ました。
参加してくださったのは、医師をはじめとした医療関係者、行政関係者、地域包括支援センター、訪問看護ステーション、県内認知症疾患医療センターなど、日々認知症に携わる専門職であり、それぞれの今後の活動に寄与できる内容であったと思われます。
次年度も引き続き、各種研修会を開催いたしますので是非ご参加いただければと思います。