認知症疾患医療センターでは、平成30年12月14日（金）に川口総合文化センター　リリア中会議室にて、平成30年度第2回認知症地域ケア研修会(川口エリア)を開催しました。
認知症地域ケア研修会は認知症ケアにかかわる方や専門職の方を対象として定期的に開催しているもので、今回は「高齢者にみられる妄想症状について」をテーマに、センター長による講演を行ないました。
行政、地域包括支援センター、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所などの看護師、社会福祉士、介護福祉士、ケアマネージャーなど認知症ケアに携わる多くの参加がありました。

講演後に参加者から、認知症の妄想だけでなく他病でも妄想があるなど多く学べ業務に役立てていきたい、専門医による研修は機会が少ないので今後も行っていただきたい、対応についてヒントをいただけたなどの感想も寄せられました。 また、妄想と思い込みの違いについて、嫉妬妄想について、妄想性障害についての質問などもあり、地域で日々ご活躍される皆様の熱意も感じられました。
今後も認知症に関わる各種研修計画を立て、地域の皆様や専門職の皆様方の認知症の医療や介護の一助となるよう、努めてまいります。