お知らせ・トピックス

お知らせ : 認知症多職種協働研修会で講師を務めました

2月28日(木)に蕨市総合社会福祉センターで開催された認知症多職種協働研修会(蕨市地域包括支援センター主催)において、当センターの精神保健福祉士が講師を務めました。
蕨市、市内地域包括支援センター職員・介護支援専門員、蕨警察、JR東日本、国際興業(株)など多くの職種の方を対象に、「認知症の現状と徘徊により混乱する本人・家族の思いとその対応」をテーマに、認知症について・中核症状とBPSDについて・徘徊について・認知症疾患医療センターの役割について講義しました。
徘徊は単独の症状としてではなく中核症状が進んでいることを前提に考えていくこと、それぞれの背景は異なるので徘徊の出現の仕方には個人差もあること、徘徊を含めたBPSDは積極的治療が必要なことがあるので専門医療機関や関係機関に早期につなげる必要性があることもお話しさせていただきました。
地域包括支援センターからは次年度に徘徊する高齢者への声掛け訓練の実施をしたいとの話もありました。

皆さまからは、認知症の正しい理解が大切なことを改めて感じました、多職種で認知症や徘徊について共有できて良かった、公共交通機関や警察とも連携を取っていきたいなどの声も寄せられました。
皆様の日々の業務の一助になれば幸いです。